美容師になるためにしなければならないこと
美容師になるためには国家試験に合格して厚生労働大臣が認定している美容師免許を取得しなければなりません。
運転免許がなければ運転ができないのと同じく、美容師免許がなければ美容師として仕事ができないのです。
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美容師になるためには、まずは美容学校に通って美容師になるためのスキルや知識を身につけます。
しかし美容学校に通うことは美容師国家試験の受験条件であるために、美容師としての知識を身につけると同時に国家試験受験資格を得るためにも学校には通う必要があるのです。
美容学校の種類
美容師になるためには美容学校を卒業しなければならないですが、美容学校にはいくつかの違いがあります。
国家試験を受験するためには、厚生労働大臣指定校、などと書かれている厚生労働大臣の認可を受けた学校に通わなければなりません。
この厚生労働大臣の認可を受けていない学校は厚生労働省が規定した国家試験受験のための条件を満たしていないために学校に通っても国家試験が受けられないのです。
ヘアメイクについて学べる学校はどこに通っても美容師になれると思われがちですが実はそうではありません。
美容学校のようにヘアカットのことやメイクのことを学ぶことができる学校の中で、ヘアメイクスクールやビューティーカレッジという表記がされている学校の中には厚生労働大臣の認可を得ていない学校があるのです。
このような学校というのはあくまでも趣味の延長としてヘアメイクやネイル技術を学ぶための学校であり、国家試験対策のための学校ではないので、学校説明をみて確認をするようにしましょう。
美容学校の通い方
美容学校は一般的な学校と同じように朝から夕方に学校に通う昼間課程以外にも、夕方から夜にかけて勉強する夜間課程や通信課程とがあります。
認可を受けている学校であればどのタイプの学校を選んでも所定の単位さえ取得すれば国家試験受験資格が得られます。
そのため、仕事をしながらヘアメイクの勉強をするために夜間課程を選んだり通信課程を選んだりするということも可能です。
これらの課程を選べば昼間に仕事をしていても通学ができますが、通信課程の場合はスクーリングという通学しての講座がありますし授業によっては実習が必要な科目もあります。
そういった科目を受講するときには仕事を休んだり調整したりということも必要です。
また、一般的な全日制の美容学校は通学年数が2年であるのに対して、通信や夜間課程の場合には2年以上となっており、学校によって2年間や2年半と違いがあります。
これも就職時期や学費に影響してきますから、学校選びの際に確認することが必要です。